酒店、ネット通販、オークションどれで買う?
高級酒の買い方には以下の3つがあります。
1)お店に行って購入する、2)ネット通販で購入する、3)ネットオークションで落札する。
それぞれの特徴と利用のしかたを見ていきましょう。
■ お店に行って買う

ワイン専門店
出向く先の店は、酒屋、ワイン専門店、百貨店になります。
この場合のメリットは、現物を手にとって状態を確認してから購入できる安心感です。
また、ワイン専門店に行けば、専門業者へ直に質問をすることもできます。
欠点は、価格が高くなることです。
また、店の品ぞろえは限られているため、欲しい商品がないこともあります。
店へ行くには時間がかかるため、忙しい人や即決できない場合にも不向きです。
つまり、急な贈物用のお酒を即日購入するような時には、百貨店へ行って買うのが一番良い方法といえます。
■ ネット通販で買う
多くの酒屋、ワイン専門店がネットショップ通販を行っています。
この方法の最大メリットは、24時間好きな時に、自宅のパソコンから注文できる利便性にあります。忙しい人には、これほど助かるものはありません。
また、欲しい銘柄やヴィンテージをゆっくり時間かけて探して、安い価格で買うことができます。価格一覧できる通販ガイド(右図)を利用すれば、膨大な数のネットショップの各ヴィンテージの価格を一目で見くらべことも可能です。
買った後は商品が宅配便で送られてくるのを待つだけでよいのも大きなメリットです。自分で商品を運ぶ必要がないため、ケースのまとめ買いも簡単です。
欠点は、商品を実際に見ることなく、購入しなければならない点です。また、注文してから商品到着まで数日かかるため、急を要する場合は不向きです。
現在、ネット通販は質、量ともに拡大して、高級酒の買い方の主流になっています。
■ ネットオークションで落札する
この方法の一番のメリットは、ネット通販よりさらに安く買えるものがあることです。特に即決価格で買える商品は狙い目です。
また、お店では買えない稀少な銘柄やヴィンテージが見つけられるのも特徴です。
しかし、オークションには注意すべきデメリットがあります。
まず、手間のかかる競り合いの末、落札できないことがある時間のかかる方法だということです。また、競りに熱中すると市販価格より高く購入したり、無駄なものを買ってしまうことがあります。
しかし、一番問題なのは、ネットオークションでは偽物を掴む可能性が高いことです。
ワインは、空瓶に別のワイン液を詰めて、コルク栓をすれば簡単に偽物がつくれる商品です。
ネットオークションでは、商品を実際に見れないうえ、売り手の素性は不明なことが多いのです。
堅実に買いたい人は、ネットオークションでの購入は避けたほうが無難です。
■ まとめ
お店で買う:商品現物を見てから買える確実な方法。
欠点は、時間がかかり、価格が高め。
ネット通販:いつでも自宅から注文できる利便性と価格の安さ。
欠点は商品が見れないこと。
ネットオークション:最安値で買えるもの、稀少品の扱いがある。
欠点は、時間がかかること、偽物を掴む可能性が高いこと。